日本酒の楽しみ方

日本酒に興味を持って1年…知れば知るほど、飲めば呑むほど、面白い。

3 南

一年前、今の職場に初めて行った帰り道に、綱島の2階の小さな居酒屋のカウンターに座りました。店主はアラサーの兄ちゃんって感じの気さくな人で、他に客がいなかったこともあり、自然に会話できたことを覚えています。


それ以来、時々その店に行って日本酒と旨いつまみをいただきながら、仕事のことや日本酒のことを話す時間を楽しむようになりました。店主も実は昔は日本酒が苦手で、ある時飲んだ日本酒がきっかけで好きになり、今では唎酒師(ききざけし)の資格までとったとの事。


この店で初めて飲んだ日本酒が、高知の南でした。ウワッとくるアルコール感がなく、スッキリとした飲み口で、これなら飲めると思った気がします。日本酒を飲むときには、合間に水(和らぎ水)を飲むと良いことも、この店で教わりました。


後日買った、カップ酒の南


2 屋守

学生時代、日本酒といえばアルコールが強くて、喉の奥にグワッときて、すぐ気持ち悪くなる飲み物だと思ってました。あまり酒に強い方ではないので、ビールかサワーで充分だと。


でも、綱島の居酒屋で、いろいろな味の日本酒があり、美味いと思えるものがある事を知り、

純米大吟醸とは?醸造酒とは?日本酒度とは?精米歩合とは?

いろいろな事に興味がわき、日本酒の奥深さにハマっていきました。


日本酒に興味をもち始めて1年。居酒屋で飲んだり、酒屋で購入したり、、そこそこの数の日本酒を飲んだ結果、いま一番旨いと思う酒は、東京は東村山の屋守(おくのかみ)です。




淡麗辛口の酒、フルーティーな酒と興味が移り、屋守の味はというと、

お米の旨みが強くて、バランスの良い味

でしょうか。


正直、いまだに味の表現がうまく出来ませんが💦

他にも、感動的にうまかった酒や入手困難な酒がたくさんありました。味だけでなく、造り手の背景、人気度、ラベルなど、様々な面から日本酒を楽しんでいきたいと思います。

1 夜明け前

きっかけは何でもあり。私の場合は、

①小説 神様のカルテ

②綱島の小さな居酒屋 

が、日本酒にハマるきっかけとなりました。


①神様のカルテ は、長野県松本市内の病院に勤務する医者の話で、この小説自体とても面白いのですが、その中でたまに出てくる、居酒屋で日本酒を飲む場面でいくつかの日本酒の銘柄の名があがります。近所のスーパーでは見た事のない日本酒…飲んでみたいと思いました。

②昨年の春、勤務先の異動で綱島駅周辺の居酒屋にフラッと立ち寄り、初めての1人カウンター飲み、店主とトーク、そして飲んでみた日本酒が、美味かった。


夜明け前 は、神様のカルテに出てくる酒で、松本に旅行に行き、現地で買いました。酒屋に入るのも緊張でした。一升瓶より手頃な720mlの瓶を四合瓶(しごうびん)と言う事を知りました。本の酒を飲めたことにただ、ただ、喜びを覚えて終了。