日本酒の楽しみ方

日本酒に興味を持って1年…知れば知るほど、飲めば呑むほど、面白い。

4 獺祭

20代の頃はこれといった趣味といえるものが全くなかったのですが、30代になってから仕事と家庭・育児の時間以外の何かが欲しいと思い、

 重松清の小説

 ランニング

 BUMP OF CHICKENの曲とライブ

が、40を過ぎた今でも自分の中に定着しています。


お酒については定番は、もっぱらビールやサワー。日本酒や焼酎は何だか種類が多すぎて、どれがうまいのかもよく分からない。


そんな時に、TV番組で見たのが獺祭(だっさい)でした。日本酒を飲むならこれ、という目安ができたことで少し日本酒が身近に感じられました。


獺祭のラベルにある、磨き三割九分 って何だろうと思い、そこから日本酒の分類を知りました。大まかに、

 ①純米酒…米、米こうじ だけ

 ②本醸造酒…米、米こうじに、醸造アルコール

原料の玄米の表面の雑味を削って残った米の割合を、

精米歩合 といい、①の純米酒の中でも

 純米吟醸…精米歩合60%以下

 純米大吟醸…精米歩合50%以下

磨き三割九分とは、精米歩合39%つまり米を半分以上削り、中心部の約4割だけを使ったということです。


獺祭45(磨き4割5分)を飲んだ時、何てスッキリと飲みやすいんだ、と思った気がします。また、完全にそうとは言えませんが、今まで苦手と思っていた日本酒はアル添と呼ばれる本醸造酒だったのかなと思います。


獺祭はスーパーでも売っていることがあり、お試しで失敗しない日本酒だと思います。あとは、雪の茅舎(ゆきのぼうしゃ)。どちらも、昔の日本酒のイメージと違うフルーティーな味わいで、飲みやすいお酒です。

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